【最新SNS戦略】飲食店のInstagram集客を加速させる新ルール
Contents
はじめに
インスタグラムを活用して集客を強化したいと考えている飲食店オーナーは多いはず。しかし、インスタグラムのアルゴリズムは日々変化しており、以前のように「ハッシュタグを増やせばリーチが伸びる」「投稿すればフォロワーが増える」といった単純な戦略では、思うような結果が出なくなっています。
現に2024年はインスタグラムにさまざまな新機能の追加・既存の機能・サービスのアップデートが行われ、より複雑なアルゴリズムになってきたと言われています。
だからこそ知っておきたいのが、今の時代に合ったインスタグラム運用。
本記事では、最新のSNS戦略として、飲食店のInstagram集客を加速させるための新ルールを解説します。
2025年版最新のInstagramアルゴリズムとは?

●インスタグラムのアルゴリズムとは?
そもそも、アルゴリズムとは、Instagramが投稿をユーザーにどのように表示するかを決める「仕組み」のことを言います。簡単にいうと「どの投稿を・誰に・どの順番で見せるか」を決めるルールだと思ってもらえばOKです。
最新のアルゴリズムについては、2025年1月、Instagtam責任者であるアダム・モセリ(Adam Mosseri)氏が自身のインスタグラムでその仕組みに言及しました。発表を日本語でまとめると、大きく分けて2種類のアルゴリズムランキングがあることが公言されています。
①関係性のあるアカウントへのリーチ(フォロワーや頻繁に交流のあるアカウント) → 「いいね」の影響が大きく、フォロワーのフィードに表示されやすい。 ②繋がりのないアカウントへのリーチ(フォロワー外のユーザー) → 「シェア」の影響が大きく、新規ユーザーに届きやすい。 |
アルゴリズムで重要視される要素は[視聴時間/いいね/シェア]となっており、特に①の関係性のあるアカウントに対しては「いいね」、②繋がりのないアカウントへのリーチは「シェアなどの送信」をやや重視していると発言しています。
※シェアが多い投稿ほど、発見タブやリールに表示されやすくなり、新規フォロワー獲得のチャンスが増えるため。
●2025年のインスタ運用ではリーチ最大化が重要
さらに、「2025年のInstagram運用で最も意識すべきは「リーチ最大化である」とアダム・モセリ氏は述べています。リーチ数とは「投稿を見たユーザーの数」であり、リーチを伸ばすためには「まだフォローしていないユーザーに投稿を届けること」が成功のカギとなります。
その「リーチ数」を広げるためには、以下の2つのエリアでの露出がポイントです。
・発見タブ(Explore):新しい投稿が推薦される場所 ・リールタブ(Reels):短尺動画を中心に表示されるエリア |
上記の発見タブに掲載されるには、投稿の人気度が関わっており、
前述のエンゲージメント率(いいね・コメント・保存の割合)が高い投稿が評価され、掲載される仕組みになります。
つまり、インスタグラムでより多くの人にみられる投稿をするには、いいね・コメント・シェアをしたくなる 「ユーザーが興味を持つコンテンツであること」が大切です。
「フォロワーが思わず保存したくなる投稿」「最後まで視聴される動画」「フォロワーと交流を生む投稿」ができているアカウントが、これからのInstagram運用で重要なポイントだと言えます。
Q「.発見タブ」とは?
発見タブとは、Instagramの「検索アイコン」をタップした際に表示されるおすすめ投稿の一覧のことです。ユーザーの興味や過去のアクティビティに基づいて選ばれた投稿が並び、フォローしていないアカウントの投稿でも表示されます。発見タブに掲載されると、新しいユーザーへのリーチが大幅に増えるため、拡散力を高めるために重要な要素となっています。
飲食店のInstagram集客を加速させる5つの新ルール

それでは、飲食店のインスタグラム集客において、今こそしっておきたい新ルールを、最新の機能と活用方法をあわせて紹介していきます。今回紹介するのは基礎となる①~⑤の5つのルールです。
ルール① ハッシュタグよりも「発見タブ」と「リール」を活用する
過去、数年前は「ハッシュタグ」や「フォロワーの数」が有効だと言われ続けていたのに対し、現在は大前提として「リーチ数」を伸ばすための、発見タブへの掲載、そのための「いいね・シェア・保存数」などのエンゲージメント率が重要視されるように変化しています。
中でも、リール動画は、通常の画像投稿と比べ、フォロワー外への拡散力が高く、初動のリーチ数は約3〜5倍以上の違いがあることも。内容によっては、発見タブにも表示されやすく、1本の動画が数万回再生されることもあります。特に飲食で伸びやすい動画は、「調理風景」「食べる瞬間」「スタッフの紹介」などが、視聴維持率を上げるのに効果的です。

※参照アカウント:@odoroki/@ikko_sminoe/@yuen_matsuo
ルール② 「位置情報」をフル活用する
また、飲食店にとってインスタグラムを運用する際には「地域の潜在顧客に情報を届ける(リーチする)こと」が重要です。そのため、投稿やストーリーズには必ず位置情報を追加しましょう。特に「近くの飲食店を探しているユーザー」に対して、位置情報は有効な集客ツールとなります。
また、ユーザーが来店時に位置情報をつけて投稿することで、自然な口コミが広がりやすくなります。店内POPやメニューで「Instagramにタグ付け投稿で特典」などのキャンペーンを行うのもおすすめです。
ルール③ 保存される投稿を増やす
投稿内容は、アルゴリズムが「保存数」を重視しているため、「後で見返したくなる投稿」を意識することが大切です。飲食店の場合、以下のような投稿が保存されやすいです。
- 「次回の来店時に参考にしたいメニュー紹介」
- 「人気メニューのおすすめの食べ方」
- 「お得なキャンペーン情報」
▼保存数を狙う「お得なキャンペーン情報」の投稿事例

※参考アカウント:@yamachan
保存はハードルの高いアクションになるので、保存したくなるメリットを企画し紹介することにより、興味を持たれる可能性がアップします。また、キャプション(投稿文)に「この投稿を保存して、次回の来店時にチェック!」と促すことで、保存数を狙うことができます。
ルール④ ストーリーズで「フォロワーとの接点」を増やす
フィード投稿だけではなく、ストーリーズを活用することがフォロワーとの関係性を深める鍵になります。ストーリーズは、24時間で消える短期間の投稿で、写真や動画を手軽にシェアできる機能です。フォロワーの画面上部に表示され、アンケートや質問機能を活用することで、視聴者との交流を深めやすい特徴があります。
ストーリーズ投稿時に「アンケート機能」や「質問機能」などのステッカー機能活用し、ひと工夫を加えることで、フォロワーが参加しやすい投稿を増やせます。
例えば、
「今日のランチメニュー、どれが気になりますか?」(アンケート)
「あなたの好きなメニューを教えてください!」(質問)
上記のような双方向の投稿を増やすことで、フォロワーのエンゲージメントが高まり、より拡散力が高いアカウントづくりを目指すことができます。
▼ストーリーズのステッカーの付け方

なお、ストーリーズでアンケートや質問機能を付ける場合、投稿時、写真または動画を選んだ後、画面の右上にある顔のステッカーマークをタップしてください。
すると画面が変わり「アンケート」「質問」などといった拡張機能が候補にでてくるので、付け足したい項目をタップします。その他にも、「リンク」「メンション」「場所」などといろいろと試してみてくださいね。
ルール⑤ UGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用する
ユーザーが投稿したコンテンツ(UGC)を積極的に活用することで、信頼性の高い集客が可能になります。具体的には、以下のような方法が挙げられます。
- フォロワーが投稿した写真をストーリーズで紹介
- 「#○○(店名)」をつけた投稿をリポスト
- ユーザーのレビューや感想をフィード投稿に掲載
お店の投稿よりも、実際のユーザーの投稿の方が、他のユーザーにとって信頼性が高く、「行ってみたい!」という気持ちを引き出しやすくなります。
▼例1:口コミ読んでみた動画

▼例2:ユーザーが投稿した画像のリポスト例
まとめ:最新のInstagram戦略で集客を加速しよう!

飲食店のInstagram集客を成功させるためには、従来のハッシュタグ戦略だけでなく、最新のアルゴリズムに対応した運用が求められます。
- リールや発見タブを活用し、新規ユーザーにリーチする
- 位置情報を積極的に活用し、地元の顧客を引き寄せる
- 保存される投稿を増やし、アルゴリズムに好かれる運用をする
- ストーリーズでフォロワーとの関係性を強化する
- UGCを活用し、自然な口コミを生み出す
これらを意識することで、Instagramを活用した効果的な集客が実現できます。次回のコラムでは、「飲食店がリール動画でバズるための具体的な戦略」を解説します。ぜひ、お楽しみに!
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